「来週も、来てくれるかな?」
前回の続きです。
ついに、
つ い に ! !
私に興味を持ってくれる変わり者・・・いえ官庁が現れました!!!
官庁訪問も一切していないのに面接のお誘いをしてくれ、期待せずに行ってみたら面接・業務説明ともにきちんと親切にしてくれるところでした。
職員さんの雰囲気もなかなか良さげ。目が死んでない。←これ大事
私の15~18歳までの空白期間について興味を持ったのか、職員さんにはいろいろと訊かれました。そりゃ気になるよね。
「家の経済状況が悪くて~独学で高卒認定一発全科目合格して~語学系資格の勉強もして~・・・」なんて適当に説明してたら「苦労したんですねぇ」と同情的な反応。
ごめんね、ほんとはゲームやる片手間に勉強してただけだから言うほど苦労してない(笑)バイトも大学入るまでしてなかったし。
へらへら笑いながら喋ったり頷いたりしていると、何やら左の面接官がメモしている様子。
お?加点してるのか?お?
どうしてかは分かりませんが、不思議とこの時は自分の状況を客観的かつ冷静に見ることが出来ていました。
官庁訪問初期の頃なんてガッチガチで自分が何言っていたのかしょっちゅう記憶無くしてたのに。
慣れってすごいね。
鬼門の「それでは自己PRをお願いします」に対しても割と落ち着いて(いるフリで)答えることができました。
面接終了後は初めて「これはいけるんじゃないか」という手応えのようなものを感じました。
面接前に若手職員さんが緊張をほぐすトークをしてくれたこと。面接官の人も明るくて、こちらが何を言っても肯定的に捉えてくれたこと。笑顔で頷きながら評価シートにメモしていたこと。
これらが手応えを感じた要因です。
帰り際、何を思ったのか私は職員さんに「また会えるのを楽しみにしております(ドヤァ」と言ってしまいました。
これで落ちたら恥ずかしー、なんて思いながらその日は爆睡しました。
そして次の日。
「ぜひ最終面接にお呼びしたいと思います。来週も、来てくれるかな?」との電話が!!
「(いいとm・・・!ゲフンゲフン)あっ、はい行きます。是非お願いします。」
これが人事院面接以外で初めて面接に通った瞬間でした。
次回、「首の皮一枚」
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