「何かありましたらご連絡します」
内定をいただくまでにこの言葉を何回いただいてきたでしょうか。
民間はどうか知りませんが、公務員試験でこの言葉を聞いたら大体落とされたと思って良いと思います。※例外もあります。
模擬面接もろくすっぽせず、面接本を読んで超適当な面接想定問答集を作った以外は何もしていなかった私は面接で負け続けることでしか経験値を得られませんでした。
自己PRも志望動機もグダグダで、どんなヘボ面接官でも「ああコイツだめだな」と分かる面接がほとんどでした。
官庁訪問の合間に行う人事院面接(2次試験)でも途中で意味の解らない答え方をしてしまい、自分でも精神科行った方がいいんじゃないかと思うほどひどい有様でした。
でも、大丈夫です。
民間ならこんな人間は面接全滅して当たり前ですが、国家一般職であれば人事院面接さえ通ればどこかしら拾ってくれます。
ちなみに国家一般職の人事院面接は概ねゆるい感じで、踊り出したり「私は神だ」などといきなり言い出したりしない限り受かる試験です。
たまに圧迫を食らってあうあうしてしまう人もいるみたいですが、それでも足切りになることはそうそう無いようです。
私?A~E評価(Eが足切り)の中でC評価でした。つまり平均的なレベル。
聞かれることをざっくり予想しておき、あとは普通の会話だと思って話せば何とかなるのかなーという印象でした。
答えの丸暗記はおすすめしません。
完全に暗記し、かつ棒読みにならないよう自然な表現ができれば良いのでしょうが、そういう人はあまりいないと思います。
ちょっとでも棒読みっぽく感じられたらその時点で面接官も聞く気の無さそうな顔をしてきます。
この辺は自分の演技力と相談して決めてくださいね。
少し話が逸れましたが、とりあえず人事院面接はヌルゲーだったということです。
そしてそれさえクリアしてしまえば、あとは各官庁の採用面接で内定をもらえるよう足を運びまくるだけです。
まあ実はそこが一番めんどくさかったりするんですけどね(笑)
どこかしら内定がもらえるとは言っても、それが希望する官庁とは限りません。
時期も8月中に決まってしまう人もいれば、年明けや3月に決まる人もいます。
こればっかりは官庁との相性も絡んでくるので個人の努力だけで何とかならないこともあると思います。
それを踏まえた上で国家公務員になりたいという方は、あきらめずに色々な官庁を回ってみましょう。思わぬ出会いがあるかもしれませんよ。
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