コミュ障既卒ぼっちが国家公務員になった話

コミュ障、既卒職歴無し、自宅警備員歴3年半。そんな私が国家一般職試験(大卒程度・行政)に受かった話を延々としていきます。
お仕事の話もするよ(・ω・)

不合格、そして合格

新卒カードをあっけなく無駄にし、公務員にも民間にも行ける保証がない中孤独な戦いが続きます。

↑みなさん、絶対にこうならないでくださいね(泣)

前年受けた時よりはやる気も上がり、問題を解いていても徐々に手応えが出てくるようになりました。

ですがやはり、前年の勉強不足が祟ったせいかなかなか結果はついてきません。

国家一般職に落ちた時の保険()として持ち駒を増やそうと受けた特別区や国立大学法人にも受かることは無く、前年のリベンジとして受けた裁判所にも1次ではじかれました。

これだけ落ちると「自分公務員向いてないかも」って思えてきます。

民間無理、公務員もダメ。じゃあどこ行くの?樹海?

そう考えたことも何度かありました。

それでもまだ本命の国家一般職は残っています。

「今までのは模試代わりだと思って次に切り替えよう、それでダメならその時はその時だ」と考え、ちょっとヤケになりつつも頑張って試験に挑みました。

最後の最後まで諦めなかった私に、その時、ようやく神様がご褒美をくれたんだと思います。

それまで巷の噂では地雷科目(難易度が年によって違い過ぎる)とされていた経営学や社会学などを試験で選択していた私ですが、この年は運が良かったのかそれらの科目が非常に簡単でした。

また論文の内容も、考えれば大して対策せずとも誰でも書けそうなテーマでしたので、論文が苦手な私にはありがたかったです。



さらに、2013年度試験からの公務員採用増加の傾向が2014年度試験でも続き、私が受かるチャンスが前年度以上に広がりました。

こうした幸運が重なり、ようやく私は公務員試験の第1関門をくぐり抜けたのです。

私の番号が合格者一覧に載っていたときは少しほっとした反面、ここからが本番だと改めて気の引き締まる思いがしました。



↓記事に興味を持ってくださった方はクリック!

にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

不合格、そして不合格

閲覧ありがとうございます!
よろしければ↓のボタンをクリックお願いします

にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



検察事務官になりたーい!国家公務員一般職受けるぞー!と思い、大学のセミナーに行ったりして情報を集める日々が始まりました。



さて過去問でも集めるかと思った矢先のこと、ある日家に帰るとやたら分厚い過去問集が床の上に転がっていました。

「何これ」



私が言うと、J(´-`)ιがこう言いました。
J(´言`)ι「予備校の通信講座契約しといたから。受かんなかったら○すぞ。」



・・・は?


独学でも受かるやつは受かるというのに、何で予備校?頼んでねぇぞおいと思いました。

自分は信頼されてないんだなー、というのがその時の正直な感想です。



契約してしまったものはしょうがないのでとりあえずテキストを見たり配信動画を見てたりはしたんですが、まぁこれがクッソつまらない。



人から押し付けられた教材やらカリキュラムで勉強するのってどうもダメみたいなんですよ私wwクズ過ぎ笑えないwww



その上公務員試験じゃ一切役に立たなさそうな語学系の検定試験を受けさせられて、勉強したい法律系などの科目がほとんどと言っていいほど出来ませんでした(言い訳乙)



そんなわけで次第にモチベーションも下がっていき、最後の方は授業動画見ながらゲームをするという最低な状態でした。過去問?直前期まで1周もしてませんけど何か?www



当然こんな奴が受かるはずもなく、大学4年で受けた公務員試験は全敗。



裁判所職員と国家総合職の試験は箸にも棒にも引っ掛からず(笑)
国家一般職も教養・専門合わせて素点40点ちょい(笑)


2013年はそれまでの採用抑制の反動で大幅に合格者数を増やしていたというのにこのざまです。救いようがありませんね。



さらに私を落ち込ませたのが、大学の同期で3年の冬から勉強を始めて国税専門官に受かった子がいたことです。
正直私と同じ大学で補欠合格組、英語のクラスも私より下、話し方が頭悪そうなどの理由で馬鹿にしていた相手でしたので、ショックは相当なものでした。



しかし事実は事実。

他にも裁判所事務官や国家一般職の試験を通った同期がいること、私以外に知り合いで進路の決まっていない人間はいないこと。全部受け止めなければなりませんでした。



ゼミで自分の進路について無理矢理発表させられた時もありました。 サークルで出来た知り合いにもいちいち進路を訊かれ、実に不愉快でした。



「(馬鹿の一つ覚えみたいに下らないことを聞くな!!)」と内心キレつつ、自虐的に笑いながら「来年自宅警備員やりながら頑張りまーす^^」と答える日々が卒業まで続きました。



確実に負の感情が蓄積されていく中、私は絶対に公務員になるという決意を固めていきました。

国家一般職って?

順調にランキングが上昇しています。
更なる高みへ!
ご協力お願いしますm(_ _)m

にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村




私の公務員試験体験談を語る前に、ちょっとだけ国家一般職について書いておきます。知らない人もいるかと思いますので。

国家公務員採用一般職試験、略して国家一般職、さらに略してコッパン。

国家に仕える公務員の中でも事務作業とか定型的なお仕事がメインとなる職業です。省庁にもよるけど・・・

国家総合職と呼ばれるエリートさん方が企画者であるのに対し、国家一般職は実行者&使い走りになることが多いです。

なるのはとってもカンタン!

・・・というわけではありません。

「いや単にお前が一回落ちてるから難しいって言ってるだけだろ」という声はこの際無視です(=∀=;)A聞こえなーい

国家一般職(大卒程度)とある通り、あくまで大卒程度の学力があれば良いので学歴そのものはぶっちゃけ要りません。

Fラン?高卒?

どーぞどーぞ、日本人で20代かつ逮捕歴無ければ好きなだけ受けてくださいな。

ただし!!

めちゃくちゃ科目数が多いです。こつこつ勉強を続けられる人でないと挫折しますし、上位私大や国立大の学生でも舐めてかかると大半は1次試験で余裕で落ちます。

私は淡々と勉強を続けることにそれほど抵抗が無く(得意かどうかは別として)、その代わりものっっっっっ凄く面接が苦手です。

そんなガリ勉系コミュ障の私に救いの手を差し伸べてくれそうな就職先は国家一般職くらいしかありませんでした。

この試験、面接の配点比率が9分の2、論文が9分の1、残りが択一式の得点で決まってしまう上に面接も論文も中学生レベルの受け答えでクリアできてしまうんです。

ちょっと人と話すの苦手だけど勉強は好きだよ!という方は国家一般職試験受けてみてはいかがでしょうか。空白期間長めの既卒職歴無しニートでもきちんと対策すれば受かると思いますよ。

以上、本日はここまで。

次回、「不合格、そして不合格」