コミュ障既卒ぼっちが国家公務員になった話

コミュ障、既卒職歴無し、自宅警備員歴3年半。そんな私が国家一般職試験(大卒程度・行政)に受かった話を延々としていきます。
お仕事の話もするよ(・ω・)

「来週も、来てくれるかな?」

前回の続きです。

ついに、

つ い に ! !

私に興味を持ってくれる変わり者・・・いえ官庁が現れました!!!

官庁訪問も一切していないのに面接のお誘いをしてくれ、期待せずに行ってみたら面接・業務説明ともにきちんと親切にしてくれるところでした。

職員さんの雰囲気もなかなか良さげ。目が死んでない。←これ大事

私の15~18歳までの空白期間について興味を持ったのか、職員さんにはいろいろと訊かれました。そりゃ気になるよね。

「家の経済状況が悪くて~独学で高卒認定一発全科目合格して~語学系資格の勉強もして~・・・」なんて適当に説明してたら「苦労したんですねぇ」と同情的な反応。

ごめんね、ほんとはゲームやる片手間に勉強してただけだから言うほど苦労してない()バイトも大学入るまでしてなかったし。

へらへら笑いながら喋ったり頷いたりしていると、何やら左の面接官がメモしている様子。

お?加点してるのか?お?

どうしてかは分かりませんが、不思議とこの時は自分の状況を客観的かつ冷静に見ることが出来ていました。

官庁訪問初期の頃なんてガッチガチで自分が何言っていたのかしょっちゅう記憶無くしてたのに。

慣れってすごいね。

鬼門の「それでは自己PRをお願いします」に対しても割と落ち着いて(いるフリで)答えることができました。

面接終了後は初めて「これはいけるんじゃないか」という手応えのようなものを感じました。

面接前に若手職員さんが緊張をほぐすトークをしてくれたこと。面接官の人も明るくて、こちらが何を言っても肯定的に捉えてくれたこと。笑顔で頷きながら評価シートにメモしていたこと。

これらが手応えを感じた要因です。

帰り際、何を思ったのか私は職員さんに「また会えるのを楽しみにしております(ドヤァ」と言ってしまいました。

これで落ちたら恥ずかしー、なんて思いながらその日は爆睡しました。

そして次の日。

「ぜひ最終面接にお呼びしたいと思います。来週も、来てくれるかな?」との電話が!!

(いいとm・・・!ゲフンゲフン)あっ、はい行きます。是非お願いします。」

これが人事院面接以外で初めて面接に通った瞬間でした。

次回、「首の皮一枚」


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官庁訪問出先機関編その3

パターン3

国家一般職最終合格後、採用面接の誘いを受けた場合

最終合格発表当日、電話で「あのぉ・・・もし内々定もらってなくて、少しでも当庁にご興味がおありでしたら○日に面接いらっしゃいませんか・・・?」と誘われる。「内々定もらってない」とこちらが言うとちょっと嬉しそうな反応。複雑。

翌日筆記用具と身分証だけ持って行く。

面接カードを渡され記入

志望動機欄には「貴庁(貴局)からお誘いを受け興味を持ちました」の一文を必ず入れ、「面接誘ってきたのおたくですよね?ww志望動機ちゃんと考える暇なんて無いわwww」という態度を貫く。

職員が軽く業務説明→個別面接

or業務説明無しでいきなり個別面接開始

この時期になるとライバルのレベルも下がり、自分と同じにおいの受験者が割と多くなる。

このせいなのか()いい意味で肩の力が抜け、普通の会話が面接官とできるようになる。

「ご縁がありましたらry」

聞き飽きた。

いくら興味の無い官庁とはいえ、断られたらやはり凹みますね。

手もとにたくさんあったはずの写真と履歴書が底をつき、交通費もどんどん消えていきました。

7月~8月で10官庁回り、「あといくつ回っても内定来ないんじゃないか」「自分は社会不適合者なのか」といった考えが頭をよぎり出した頃、一本の電話がかかってきました。



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官庁訪問出先機関編その2

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パターン2

国家一般職試験最終合格後、自分で採用面接の予約を入れる場合


パターン1で人事から連絡が来なかった場合、それでもそこの官庁に行きたい!という人はここで採用面接の予約をすれば僅かながらチャンスはあります。


業務説明会で「いついつ迄に電話して採用面接の予約してください」と言われる、またはホームページにいつの間にか採用面接の案内が載っていたりします。各官庁に電話をすれば面接の予約が可能です(※超人気官庁は門前払いの所もあります)


既に内々定をもらっている受験者もいるので採用枠は残り少なくなっていますが、辞退者もいるっちゃいるので頑張って残りの枠を狙いたいところです。


出先機関の面接は1回か2回。

履歴書を持って行ってきちんとした形式の面接を受けて終わり。

官庁によっては印鑑持って来てーとか、官庁訪問カードを控室で書いといてねー、と言うところもあります。


「ご縁があれば明日までに電話します」と言われて帰らされます。

もちろんご縁なんぞあるわけも無く。

これが噂のサイレントお祈り・・・!


後日ご丁寧に不採用通知書と履歴書を送り返してくださった○○さん、税金使って人の傷口に塩を塗るようなお優しいお心遣い、本当にありがとうございました^^


次回、「官庁訪問出先機関編その3」